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BBQ暮らし   更新日: 2021年7月23日

外ご飯のエチケット。
食材の衛生管理には気を付けよう

暑い季節、バーベキューやキャンプなどアウトドアでの食事を安全に楽しむために、いつも以上に食材の衛生管理には気を付けたいものです。気持ちも開放的になっているアウトドアシーン、屋外での調理には意外と見落としがちな食中毒のリスクがあちこちに潜んでいます。今回は食中毒防止の3原則に基づいて、外ご飯を安全に楽しむためのポイントをチェックしていきましょう。

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食中毒菌を“つけない”ために気を付けるポイント

食肉や魚介類には細菌が付着しており、手や調理器具を介していつの間にか口に入ってしまうことも。調理中はこまめに手を洗い、包丁やまな板などは食材によって使い分けることが大切です。

 

特にバーベキューの際は、箸やトングなどの調理器具は調理専用のものを用意し、必ず食事用(取り分けも含む)と分けるようにしましょう。また食材の持ち運び時には、食肉や魚介類はきちんと密閉されているか確認し、汁漏れなどで他の食材を汚染してしまわないように気を付けましょう。自宅のキッチンのように調理環境が整っていない屋外では、食材の下準備も不衛生になりがちです。可能な限り、食材の下ごしらえはあらかじめ自宅でおこなってから出かけるとより安心です。

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食中毒菌を“増やさない”ために気を付けるポイント

気温の高い屋外では、菌が活発になり時間と共にどんどん増えていってしまいます。食材の温度管理には最も注意が必要です。

 

食材は必要な時以外は保冷剤を十分にいれたクーラーボックスの中でしっかりと冷やしておきましょう。面倒だからと、焼き場の近くに長時間食材が出しっぱなし…なんてことは大変危険です。また、調理済みの食品はなるべく早く食べるようにし、残り物は持ち帰らず処分しましょう。いちど加熱した後でも、そのまま放っておくと菌が増えることもあります。カレーなどの煮込み料理も作り置きには注意が必要です。

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食中毒菌を“やっつける”ために気を付けるポイント

食中毒を引き起こす菌のほとんどは、しっかり加熱することでやっつけることができます。食材の生焼けに注意し、中心部までよく加熱するようにしましょう。バーベキューでは火力のコントロールが難しいため、表面はよく焼けているように見えても中まで火が通っていない場合があります。

豚肉や鶏肉、内臓系やひき肉などは、加熱が不十分だと重篤な食中毒を引き起こす危険があるので特に注意が必要です。食肉や魚介類に限らず、生ものの料理は極力避け、野菜なども火を通して食べるほうがより安全です。

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食中毒防止のポイントをしっかりおさえて、外ご飯を安全に楽しみましょう!

アウトドアシーンで発生する食中毒は、食材の温度管理不足や加熱不足(生焼け)によっておこる場合がほとんどです。全員でしっかり気をつけていれば予防できます。“つけない” “増やさない” “やっつける” 以上の3つのポイントをおさえて、外ご飯を安全に楽しみましょう!

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