BBQにはお酒も必須！実はこんなに充実していた国産クラフトビール！

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BBQ暮らし 更新日: 2021年6月24日

BBQにはお酒も必須！実はこんなに充実していた国産クラフトビール！

お酒好きなら、バーベキューの最大の楽しみは「青空の下で飲むビール！」という方も多いのではないでしょうか？どんどん気温が上がる暑い季節は、外で飲む冷えたビールは格別ですよね。昨今はコロナ禍により家飲み需要が高まったことで、個性的な味や色、香りが楽しめるクラフトビールを手に取り「ちょっとした贅沢」を楽しむ方が増えてきました。最近では大手ビールメーカーも続々とクラフトビール市場に参入し、スーパーやコンビニなどでも手軽にクラフトビールが手に入るようになってきています。

海外に負けない「ジャパンクオリティ」
日本のクラフトビールはこんなにあった！

クラフトビールと聞くと、ビール大国ドイツやベルギーをはじめとする、海外からの輸入ビールをイメージする方が多いかと思います。しかし今回おすすめしたいのは、日本の繊細な職人技が光る「ジャパンクオリティ」のクラフトビール。日本のクラフトビールは、日本酒やウイスキーに次いで近年海外からも注目を集めています。

日本ではじめてクラフトビールが誕生したのは1994年の4月に酒税法が改正されて以降。ビールの製造免許に必要な、年間の最低製造量が大幅に引き下げられたことにより、小規模醸造所でもビールの製造が可能になりました。日本ではじめてクラフトビールの製造に着手した、日本のクラフトビールの元祖といわれるのが、新潟県の「エチゴビール」です。

出典：エチゴビール株式会社

日本のクラフトビール産業が発展や衰退を繰り返すなか、25年以上にわたり変わらぬ高品質なビールづくりを続けています。

ドイツやベルギービールの祭典が人気を集め全国各地で行われるようになってからは、日本におけるクラフトビールの認知度も高まり、クラフトビールを扱うバーなども増え、ブームは徐々に拡がっていきました。SNSの普及によりさらにクラフトビールの魅力が拡散されると、全国各地で新たな醸造所が次々に誕生し、長年200か所台でとどまっていた醸造所の数も、この数年で500か所ほどにまで一気に増えたそうです。昔ながらの「地ビール」文化のように、柑橘類などの特産物を活かしてビールを生産し、地元を盛り上げているクラフトビールメーカーも多く存在します。現在日本のクラフトビールの銘柄数はなんと800超！しかしこれだけ種類の多いクラフトビール、どう選べばいいのでしょうか。

クラフトビールの種類と特徴

ビールの種類はまず大きく「ラガー」と「エール」の2種類に分かれます。その中で「ラガー」に分類されるクラフトビールの種類は「ピルスナー」「シュバルツ」「ラオホ」「ボック」などがあり、「エール」に分類されるクラフトビールの種類は「ペールエール」「IPA」「スタウト」「ヴァイツェン」「ベルジャンホワイト」などがあります。とはいっても聞いただけではよく分かりませんよね。簡単にいうと、「ラガー」はごくごくと飲める爽快な喉越しが特徴。日本の大手ビールメーカーのビールはほとんどこの「ラガー」の中の「ピルスナー」にあたります。一方「エール」は飲み応えのある濃厚な味わいと芳醇な香りが特徴。最近のクラフトビールブームでは「エール」ビールの人気が非常に高まっており、多くの醸造所で個性豊かな「エール」ビールが造られています。