サウナブーム到来、アウトドアサウナについて

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BBQ暮らし 更新日: 2022年4月13日

サウナブーム到来、アウトドアサウナについて

ここ最近、空前のブームを見せているサウナ。温泉やスパ施設では列に並ばないと入れないという事態にもなっているそうです。サウナ専門の施設や、サウナを楽しむことをメインとしたリゾート施設が登場したり、サウナに関連した用語やグッズも話題になったりと、注目が高まっています。

そんなサウナブームの中で、特に勢いを見せているのがアウトドアサウナです。キャンプなどのアウトドアブームとサウナブームが融合したアウトドアサウナ。

ここではアウトドアサウナの魅力をお伝えしていきます。

サウナとは

サウナは蒸し風呂という蒸気浴・熱気浴のひとつで、フィンランドが発祥とされています。サウナストーンと呼ばれる石をたくさん乗せたストーブを熱し、その熱と、石に水をかけてつくる蒸気とで室内の温度・湿度を調整します。室内の温度は約50℃から120℃以上になり、入浴後は水風呂や外気で休憩を挟んでクールダウンし、再びサウナに入る温冷交代浴が一般的な入浴方法です。本場のフィンランドでは雪の中でクールダウンすることも！

フィンランド、バルト三国、ロシアを中心に伝統的に使われていましたが、近年では世界各国で利用されており、日本では、サウナ→クールダウン→サウナ→クールダウンを繰り返していき、心身がリフレッシュされ、「ととのう」感覚が得られるということで近年のブームとなっています。

“ととのう”とは

“ととのう”とはサウナ愛好家（通称“サウナー”）が、サウナ入浴後の多幸感を言語化した用語とされています。医学的には、「興奮状態であるアドレナリンが血中に残っていながらも自律神経はリラックス状態の副交感神経が優位になり、リラックスしているにもかかわらず頭が冴えて多幸感に包まれている状態」を表しているそうです。

アウトドアサウナの魅力

通常のサウナでは、温まった後に水風呂や外気浴でクールダウンするのが一般的。

アウトドアサウナは、テントサウナや屋外に設置したサウナ小屋で温まった後、自然の川や海、冬期は雪の中でクールダウンするというのが最大の特徴です。

キャンプ場やアウトドア施設など、大自然の中というだけでも非日常。そこでサウナに入り血行を促進し、また大自然の中でクールダウンするという、究極の“ととのい”を味わうことができるのです。

出展：唐泊VILLAGE

さらに、アウトドアサウナを取り入れている施設では、日帰りでBBQとセットで楽しめるプランや、川などの自然を利用したアクティビティがあったり、そのまま宿泊ができたりと、ロケーションやプランにこだわっているところがたくさんあります。忘れられない思い出づくりや体験ができるのが、アウトドアサウナの魅力のひとつでもありますね。