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BBQ暮らし   更新日: 2022年1月26日

薪から火起こしに必要な道具を徹底解説

薪から火起こしシリーズ、今回は道具編!最低限揃えておきたいギアをひとつひとつ解説しながら紹介していきたいと思います。「着火剤と薪さえあれば、簡単に火は起こせるのでは?」と思いがちですが、火起こしに慣れていない人こそ、安全の為にもきちんと道具を揃えることが肝心です。焚き火を始める前に、道具の確認をしておきましょう!

用意する道具

①   斧や鉈、ナイフ

薪割りに必要となる斧や鉈は、太い薪を細かくするために使います。いきなり太い薪に火は付かないため、細い薪から徐々に太い薪へと繋いでいく必要があります。

斧と鉈の違いはというと、斧は刃の部分が重たく厚みもあるので、太くて硬い薪も容易に割ることが可能ですが、細い薪を作ったり削ったりする細かい作業には向いていません。また斧は地面に叩きつけて薪を割るので、土台となる薪割り台が必要です。

一方鉈は、斧と比べて軽量で初心者や女性でも取り扱いがしやすく、焚き付け用に枝を切ったり木の表面を削ったりする細かい作業にも向いていますが、太くて硬い薪などを割ろうとしても刃が入らない場合があります。

出典:GOODSPRESS

 

ナイフは鉈と同様に、焚き付け用の素材づくりなどの細かい作業に重宝します。必要に応じて斧や鉈、ナイフをうまく使い分けましょう。

 ファイヤースターター

出典:getnews

 

ファイヤースターターは現代版の火打石のようなもので、火花を散らしてかっこよく着火できることからベテランキャンパーにも人気の道具です。

「ロッド」というマグネシウムでできた金属の棒と、火打石となる「ストライカー」をシュッとスライドさせて火花を散らし着火させます。コツを掴むのになかなか苦労しますが、慣れてくればすぐに火を起こせるようになりますよ。もちろんライターやマッチ、ガストーチなどを使っても簡単に着火できます!

③  耐熱グローブ

出典:pinterest

 

火の中で薪をくべたり、火の粉が飛んだりしてヤケドをしない為にも、革製をはじめとする耐久性・耐熱性に優れたグローブがあると安心です。薪割りなど刃物を扱う際の手の防護にも役立ちますし、薪のささくれなどでうっかり怪我をしてしまうなんてこともよくあるので、安全に火起こしをするためにもグローブは必ず用意しておきましょう。

軍手や手袋で代用する場合は必ず素材のチェックを。なかにはポリエステル製など燃えやすい素材のものもあり大変危険です。

 火バサミ

出典:japaneseclass

 

火バサミは薪をつかむための道具で、火起こしの最中に燃えている薪を移動させるのに使用します。

主にスチールやステンレスなどの熱に強く丈夫な素材でできており、太い薪でも安定してつかむことができます。

火バサミの形状は「V字型」と「ハサミ型」の2種類があります。初心者の方には、トングのように取り扱いも簡単で安価で手に入りやすい「V字型」がおすすめ。「ハサミ型」は、テコの原理で動かすので取り回しにややコツが必要ですが、見た目もお洒落なのでこだわり派の方に。

火吹き棒

出典:楽天市場

 

なんとか火は起こせたものの、なかなか火力が強くならない時や、時間が経つにつれ火が弱くなってきてしまった時などに活躍するのが火吹き棒です。

火吹き棒を使って息を吹きかけ、火元にピンポイントで空気を送ることで火が大きく燃え上がり、火力を上げることができます。火吹き棒を使うと、自分で火を育てている感覚が味わえて楽しいですよ。

一般的に、伸縮したり分解できたりとコンパクトに収納できるものが多いので、是非火起こしの道具に加えておきましょう。

着火剤、薪

出典:campinjapan

 

簡単に火を点けることができる市販の着火剤には、木くずに灯油やワックスなどの燃料を染み込ませて固めた固形のタイプや、チューブタイプで直接塗って使うアルコールのジェルタイプなどがあります。これらを使えば火起こしもずいぶん楽になりますが、それではなんだか味気ない…という方は、ほぐした麻紐やよく乾いた小枝、枯れたスギの葉(通称スギッパ)、松ぼっくりなど、自然素材を着火剤に代用しても良いですね。

出典:BEPAL

 

薪は着火しやすく火起こしに適した「針葉樹」、火が点きにくい反面長時間燃焼が続く「広葉樹」をうまく使い分けると良いです。スムーズに効率よく火を大きくしていくためにも、細く小さいものから太く大きいものまで様々なサイズの薪を準備しておきましょう。

⑦ バケツ

出典:enjoylife

 

火消し道具といえばまず思い浮かぶのが消火用バケツ。火を扱う場面では安全面にじゅうぶん配慮する必要があります。火の粉が飛んで近くに燃え移ってしまった時など、万が一の時にも素早く消火できるよう、近くに水を張ったバケツを置いておくのが大切です。あらかじめ3~4m四方ほどの範囲にバケツで水を撒いておくのもおすすめですよ。

また、薪などをまとめて入れて持ち運んだり、道具を洗ったりするのにも便利です。キャンプ道具として収納や持ち運びに便利なシリコン製やプラスチック製の折りたたみバケツもよく出回っていますが、火のそばで使う際にはやはり金属製が安心です。

⑧ 焚火台

出典:sotobira.com

 

最近では直火での焚き火を禁止している施設が多いため、焚き火台ももはや必須アイテムとなっています。例え直焚き火がOKな場合でも、環境面などを考慮すれば焚き火台を使用するのがベター。

薪を自由に組みやすいディスクタイプや、空気の流れを作りやすく燃焼効率の高い深型のタイプなど、焚き火台にも様々な形状があります。

以上、薪から火起こしに必要な道具を紹介しました。これらの道具を揃えておけば、安全かつ効率よく火起こしができるかと思います。初心者にとってはハードルが高く感じてしまいがちですが、火起こしの作業はアウトドアの醍醐味でもあります。火起こしをマスターすれば、アウトドアでとても頼もしい存在になりますよ!

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