アメリカのBBQはこんなにも豪快

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BBQ暮らし 更新日: 2022年2月18日

アメリカのBBQはこんなにも豪快

出典：スモーキーな肉にかぶりつけ！本場のアメリカン BBQ が楽しめる、お台場「アメリカンフェスティバル 2014」 [えん食べ] (entabe.jp)

日本のBBQとアメリカのBBQは全然違うとご存じの方も増えてきているのではないでしょうか。何が一番違うか？それはまさに「豪快さ」だと思います。アメリカのBBQは大胆で大雑把で豪快なんです！！今回は、「豪快さ」に着目してアメリカンBBQの魅力をお伝えしていきます。

その1：とにかく大きなお肉

ここは、大きな違いと言えるでしょう。日本のBBQは、ペラペラにカットされたお肉をみんなで焼きながら、食べながら進行していきます。アメリカのBBQはと言えば、2キロくらいの肉の塊を焼いていきます。チキンは丸ごと！！アメリカのBBQ文化はとても盛んなので塊肉は容易に手にいることができます。中でも骨付き肉は人気でスタンダードメニューと言えるでしょう。

出典：手ぶらでBBQ｜【ココが違う！東京BBQフェスティバル 2019】塊肉＆丸野菜で豪快に(若洲アウトドアセンター江東区立若洲公園キャンプ場)｜Hero（ヒーロー） (herofield.com)

その2：味付けはテキトーでいい

味付けは、各家庭でこだわって作っている…というイメージでしたが、案外テキトーらしいです笑。もちろん手作りしている家庭もありますが、市販でもたくさんの種類があり、十分美味しいそう。お気に入りのソースやRUBを見つけたら、分量はテキトー。手順も間違えても大丈夫。ウスターソースでマリネして、RUBをとにかくかけまくって放置。日本のお肉の下ごしらえのような、塩こしょう少々、なんて繊細さはいりません。揚げ物のパン粉をまとわせるくらいの勢いでRUBをまぶして押し付けます。最低30分くらい（ここもテキトーでよい）染み込ませます。そして、焼いてからBBQソースをべっとべとに塗ってからさらに焼いていきます。雑でもテキトーでもいいんです笑

出典：キラーホッグスバーベキューラブ – HowToBBQRight (h2qshop.com)

その3：長時間焼く

豪快というと、炎が燃えたぎる炭火の中で焼き上げる方がイメージしやすいかもしれませんが、実はアメリカンBBQはじっくり時間をかけて低温調理しています。塊肉ならではの焼き方ですよね。日本式BBQの薄いお肉でこのような焼き方にしては炭になってしまいますから笑。長時間調理は、大胆ということでここでは記載させてもらいます。5時間くらいかけてじっくりスモークするパターン、2時間くらい直火で焼いて、ブッチャーペーパーで巻いて30分から1時間くらい蒸し焼きにするパターン、前日からグリルにいれるパターンもあるそうです。お肉の種類や部位で焼き方を変えたり、お気に入りのお決まりパターンにする家庭も。長時間低温で火を入れることによってほろっほろのお肉に焼きあがります。

その4：BBQセットは2種類持ち

アメリカのBBQグリルは日本の魚焼きグリルと同じポジションで必需品！家の中でやると火災報知機が鳴ってしまうので庭でお肉を焼くそうです。アパート暮らしでも大丈夫、敷地内に住民向けのBBQセットが設置済みです。そしてそのBBQセットの火力は意外とガスがメジャー。時間もかからないし火力調整しやすく短時間でステーキを焼くことができます。

矛盾するじゃないかって？そうです。ガスグリルと炭火のグリルが両方あることになります。（もちろん片方しかもっていない人もいるし、ガスを弱火に調整すれば長時間火を入れるようなメニューも可能です。）ステーキを焼くことは、私たちが夕食に焼き魚を焼くレベルということですね。ガスボンベはプロパンガスでスーパーやガソリンスタンドで購入します。とっても身近で、日常に組み込まれているのがよく分かります。

出典：BBQにぴったりのハンバーガー！肉好きにも満足の豪快なレシピを紹介！｜BBQ NET (bbq-net.com)

その5：週末にはパーティー

週末のBBQパーティーは、日本でいう、「家で鍋しようよ」の感覚だと思います。でも友達としっぽりではなく、友達の友達が来るのも歓迎！20人～30人くらい集まることも。休憩する椅子はあるものの、基本的に立食のため、人数が増えても問題ないとのことです。知っている人とゆっくり親密な話をするというよりは、初対面でもたくさんの人といろんな話を楽しみながら立ち回る感じです。フレンドリーな人柄ならではのパーティーですね。