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BBQ暮らし   更新日: 2022年2月8日

あると安心、小型消火器

キャンプやBBQの危機管理や対策はできていますか?もしBBQ中に火事が起きてしまったら…。考えたことがあるでしょうか。自宅には置いてあるという方も、BBQに持参していることはほとんどないと思います。

今回は消化器についての知識や、持ち運びにも便利な小型の消火器をご紹介します!

【火災と消化器の種類について】

火災には種類があり、大きく分けると木材、紙、衣類などが燃える火災(普通火災)と、石油やガソリン(可燃性液体)、油脂類などが燃える火災(油火災)、電気設備、電器器具など感電の恐れのある電気施設を含む火災(電気火災)があります。そして、火災によって使われる消化器にも違いがあります。消火器の種類は、大きく分けると「粉末系」「水・泡系」「ガス系」と3つあります。

 

1.粉末系消火器

主に業務用として広い場所で使われることが多く、木材などの普通火災から油や電気火災など幅広く対応可能です。速効で火勢を抑えて消火しますが、浸透性がないので可燃物によっては再燃することがあります。放射時間が比較的短いので、火元を的確に狙うことが大事です。万が一粉を吸い込んでしまっても人体に毒はないですが、視界が悪くなったり、むせて呼吸が苦しくなったりする可能性があります。

出展:モリタ宮田工業

 

 

2.水・泡系消火器

主に一般住宅に使われています。ほとんどが強化液や中性強化液と呼ばれる液体タイプ。とくに天ぷら油などの油系火災に対しては、高い冷却効果が期待できます。冷却効果が高く浸透性があり、再燃を防止します。放射時間が長いので落ち着いて消火できるのも特徴です。

出展:モリタ宮田工業

 

 

3.ガス系消火器

実態としてはほとんど電気火災に使われます。窒息効果で素早く消火し、消火薬剤がガスなので電気施設や精密機械なども汚損しません。

【BBQにおすすめの消化器】

キャンプやBBQで想定される火災は下記のようなものがあります。

①燻製用に用意した炭火の火の粉が飛び火して出火した火災

②バーベキュー中にガスボンベが破裂し出火した火災

③消火不十分な炭によって、枯草に着火した火災

想定される火災はほとんどが普通火災ですが、木材が再熱してしまう可能性がある粉末消火器より、浸透性が高い水・泡系消火器がおすすめです。

出展:ヤマトプロテック株式会社

 

全高37.4cmの小型消火器。インテリアにも馴染むデザインなので、アウトドアだけでなく室内でも違和感なく備えられます。

 

 

もっとシンプルなデザインを望むなら、カインズホームから出ている液体タイプの消化器もあります。

出展:カインズホーム

 

消化器までは持って行かれないという場合は、簡易式の火消しスプレーもおすすめです。

出展:カインズホーム

 

スプレータイプは初期消火のためのエアロゾール式消火具。サイズが小さくなる分消火能力が低く、火災の規模によっては1本では消しきれない可能性もありますが、何もないよりはあった方が安心です。

【持ち運びの注意点】

持ち運びや保管の際には注意点があります。

1.原則立ておき

2.炎天下や真夏の車内に放置しない

3.火の近くにおかない

 

目に付きやすく、火から離れたすぐに使える場所に置いておくのがベストです。

アウトドアシーンでは予想外のことが起きる場合があります。もしもの時を想定し、備えておくと安心して楽しむことができますよね。これを機に、住宅やおでかけ時の安全対策を見直してみてはいかがでしょうか。

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