つらい季節到来！外ご飯をたのしむ花粉症対策

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BBQ暮らし 更新日: 2022年3月25日

つらい季節到来！外ご飯をたのしむ花粉症対策

出典：舌下免疫療法｜特殊外来｜新潟市中央区一健市康会大滝耳鼻科クリニック (ohtaki-ent-clinic.jp)

春になると、毎年花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか？それでも外ご飯は我慢したくない！！今回は花粉症の人でも外ご飯を楽しめるように基礎知識と対策をご紹介します。

花粉症とは？

花粉症とは、植物の花粉によって引き起こるアレルギーのことです。花粉症を含むアレルギー性鼻炎は日本人の約4割が有病していると言われています。くしゃみ、鼻づまり、鼻水、微熱など風邪の症状と似ていますが、風邪の場合は鼻水が白や黄色っぽい色で粘り気があるのに対し、花粉の場合は無色でサラサラした鼻水が出ます。サラサラ鼻水が続いているようだったら花粉症を疑ってください。アレルギーの原因となる植物の花粉は多数存在しています。種類によって地域差もあり飛散時期も異なるので、どの植物に反応してしまうのか気になる方は一度受診してみてください。

主な花粉の飛散ピーク

花粉と言えば春のイメージですが、実は春だけではありません。関東地区の主なピークは以下の通り。南の方は以下より少し早め、北の方は少し遅めと言えるでしょう。

スギ　2～4月

ヒノキ　3～4月

イネ　5～6月

ブタクサ　8～9月

ヨモギ　9月

カナムグラ　9～10月

冬は少なさそうですが、冬以外はずっと何かしらが飛散しています。

飛散しやすい天候と時間帯

花粉が多く飛散する天候は、晴れ、曇り、強風、気温が高く湿度が低い日、雨の翌日です。雨の日など湿度が高い日は花粉が地面に落ちるので比較的飛散量が減ります。しかし雨上がりに地面が乾く時、水分が蒸発して気化されると同時に落ちた花粉が再び舞い上がり、新たに飛散した花粉と合わせて通常の約20倍にまでなるというデータもあります。

一般的に花粉の飛散が増える時間帯は午後1時から3時と言われているので、BBQをするなら、朝一か、夕方からがいいかもしれません。天候による日にちの設定はなかなか難しいかもしれませんが、時間帯の設定は初めからできるので参考にしてみてください。

お外で過ごすときの工夫

①マスクをつける

現在コロナ禍でマスクが日常化されているので、花粉症に関わらず皆さんつけていると思いますが、やはり花粉症にマスクは定番です。マスクをすることで花粉が鼻の粘膜に付着することを防ぐことができます。いろんなカラーやかわいいデザインのマスクが増えていますが、できるだけ顔の大きさに合わせてフィットするものを選び、侵入経路を断ちましょう。やはり不織布が一番高い効果を期待できます。

出典：マスク 50枚入り箱不織布マスク耳が痛くなりにくい個包装あり小さめサイズグレー花粉細菌ホコリフィルターボックス三層構造女性用子供用 :PL-FM03GY50ES:LEPLUS SELECT Yahoo!店 – 通販 – Yahoo!ショッピング

②スプレーやクリームなどを活用する

花粉症対策グッズとして、花粉をブロックするスプレーやクリームが市販されています。衣類やマスク、顔に吹きかけるスプレーや、鼻や目の周りにつけるクリーム、鼻の粘膜に塗るものなんかもあります。様々あるのでご自身に合ったものを見つけて上手に活用してみてください。

③なめらかな素材の服を着る

表面がざらついているニットなどを着てしまうと、繊維の溝に花粉が付着しやすく、行動を共にする羽目になります。ナイロンやポリエステルなど表面がつるつるした素材は比較的花粉が残りにくいのでお勧めです。また最近では、花粉をブロックする柔軟剤もあります。静電気を防ぐ成分が入っていて、静電気による花粉の付着を抑えるそうですよ。

④眼鏡をつける

眼鏡を着用するだけで約40％の花粉をカットできると言われています。普段コンタクトの方は、目に花粉が入るとそのまま花粉が付着した状態になるので症状がひどくなることもあります。花粉対策用の眼鏡やゴーグルタイプのものもあるので、季節限定で眼鏡生活も悪くないかもしれません。

出典：花粉を約90％カット JINS（ジンズ）の花粉症用メガネ JINS 花粉Cut – メガネトピックス | GLAFAS（グラファス）- メガネ・サングラス総合情報サイト

⑤帽子をかぶる

実は衣類よりも髪の毛の方が花粉が付きやすいそうで、髪に花粉が付いてしまうと花粉症の症状のみならず、肌荒れや頭皮が荒れる原因にもなります。ですので、帽子をかぶることが有効な対策です。さらに髪が長い人はできるだけコンパクトにまとまるようなアレンジをして、なるべく花粉が付着しないようにしましょう。

⑥薬を飲む

腸内環境など体質改善をすることで軽減することもありますが、長期戦になるでしょう。一時的にでもよく効く薬はあるので頼るのもありだと思います。結局薬…と思ってしまいますが、残念ながら根治する特効薬のようなものはなく、レーザー治療なども効果が永久に続くものではないようです。花粉対策をしてもどうしても鼻水、鼻づまりが出てしまうという方は、味を感じることができず、BBQを楽しめなくなってしまいます。それは悲しすぎるので、ここは割り切って薬に頼りましょう。

家に帰ったら

薬飲むなら対策とか関係ないでしょと思わずに、、、対策した分、付着や、体に入る量が減るので帰宅後の影響が違ってきますよ。家に帰ったら、入る前に手で払ったり、コロコロやブラシなどで花粉を払うと室内に持ち込まなくて済みます。家に入ったら服を着替えて手洗い、うがい、洗顔、できればすぐに入浴をして、花粉を落としましょう。