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BBQ暮らし   更新日: 2022年5月24日

トーチバーナーの扱い方、注意喚起

素早く簡単に火起こしができたり、料理を炙ったり、アウトドアシーンで1つ持っておくととても便利なトーチバーナー。特にバーベキューでの火起こしはスムーズに行いたいものですよね。トーチバーナーにも様々な種類があり、種類ごとに使い方や用途も異なります。そこで今回は、トーチバーナーの種類別の特徴や扱い方、また扱う際の注意点についてご紹介します。

トーチバーナーのタイプは大きく分けて3つ!
それぞれの特徴や扱い方

①   CB缶タイプ

出典:楽天市場

 

トーチバーナーで最も代表的なのがこちらのCB缶タイプ。バーナーヘッドにガスボンベをくるっと回して取り付け、持ち手のレバーを握るだけで簡単に点火でき、ガスボンベの着脱も簡単なので初心者でも安全に扱うことができます。

燃料となるCB缶は、低コストかつスーパーやコンビニでも手軽に手に入るのがメリット。

一般的に炭や薪に火をつけるには1200℃以上の火力が必要といわれており、CB缶タイプのトーチバーナーは最高温度1300~1500℃程の火力があるので、炭や薪への着火もスムーズに短時間で行うことができます。少人数のバーベキューなどであればCB缶タイプで問題ないでしょう。

製品によっては火力を細かく調整できるものもあるので、食材の表面に焼き目をつけたり、チーズなどを溶かしたりする炙り料理に使用するのにも便利です。

 

 

②  OD缶タイプ

出典:楽天市場

 

続いてOD缶タイプです。扱い方はCB缶タイプとほぼ同じですが、アウトドアシーンの燃料として使用することが多いOD缶は、外気温や風の強さなどの天候に左右されにくい安定した高火力が特徴です。冬場のアウトドアなど寒冷地での使用も安心。

ただCB缶と比べるとコストも高く、アウトドア用品を扱うホームセンターや専門店などで購入する必要があります。一度に多くの炭や薪を使用するような大人数でのアウトドアには、高火力のOD缶タイプがおすすめ。

出典:楽天市場

 

また、写真のような火口部分が長くなっているタイプのトーチバーナーを選ぶと、火起こしの際に炭や薪の内部に差し込んでピンポイントに着火できるので便利です。非常に高温になる火元からの距離も確保でき、より安全に使用できます。

 

 

③   充填式タイプ

出典:楽天市場

 

最後3つめは、本体にカセットガスやライターガスなどで燃料を充填して使うタイプのトーチバーナーです。写真のように手のひらにすっぽりと収まる非常にコンパクトなものが多く、持ち運びにもかさばりません。ライターのような形でありながら、最大燃焼温度は1300℃ほどあり抜群の火力をもっています。

ただ、強力な炎とはいえ炎自体は細く小さいので、炭や薪の火起こしには向いていません。焚き火の際の焚き付け材への着火、バーナーやランタンなどの器具への着火、キャンドルや花火への着火などの細かい作業や、炙り料理などに適しています。火口が伸縮するタイプのものを選ぶとさらに使い勝手がよいでしょう。CB缶やOD缶のタイプと併せ持っておくと用途別に使い分けられるので便利ですよ。

 

トーチバーナーを扱う際の注意点

火起こしや料理などに非常に便利なトーチバーナーですが、ガス器具ですので正しく使用しないと非常に危険で、大事故にも繋がりかねません。トーチバーナーを使用する際は、以下の点に注意して安全に扱うようにしましょう。

 

①   使用前に取扱説明書を必ず確認する

 

基本中の基本ですが、トーチバーナーを購入したらまず取扱説明書にしっかり目を通し、正しく扱うようにしましょう。誤った扱い方で特に多いのが、「逆さでの使用厳禁」と書かれている場合です。本体を逆さまに向けて使用したい場合、逆さ使用に対応している専用のものでなければいけません。対応していないものを誤って逆さまに向けて使用すると、ガス漏れやガスの異常燃焼を引き起こし火傷や火災の危険があります。必ず使用方法を確認してから使用しましょう。

 

②   ガス漏れがないか確認する

 

点火する前には必ず燃料が正しくセットされているかを確認し、接続部分やガスの調整部分などからガス漏れがないかをチェックしましょう。落下など本体に衝撃が加わった場合もガス漏れが起こりやすいです。ガスが漏れている場合、点火した瞬間に大きな炎が噴き出し火傷をしてしまったり、周りに引火してしまったりと大変危険です。

 

③   高温下や火元の近くに放置しない

 

うっかりやってしまいがちなのが、使った場所にトーチバーナーを置いたまま放置してしまうこと。高温になる場所や火元の近くに放置すると、燃料がどんどん加熱されて最悪爆発を引き起こすこともあります。安全な置き場所をきちんと決めておきましょう。

 

④   トーチバーナー本体と同じメーカーの燃料を使用する

 

ほとんどの場合、トーチバーナー本体の説明書きには燃料となるガスが指定されています。アウトドアではガスを扱う色んな器具がありますし、器具によってバラバラのメーカーのものをお持ちの方も多いと思います。面倒だからと1つの燃料を使いまわすなど、規格の合わないガスを使用した場合、ガス漏れやその他事故の原因となり危険です。指定の燃料が分からない場合は、本体と同じメーカーの燃料を使用すればまず問題ないでしょう。

以上、火起こしや料理などに便利なトーチバーナーについてご紹介しました。トーチバーナーを1つ持っているとアウトドアシーンで大活躍してくれます!是非選ぶ際の参考にして、ご自身のスタイルに合ったトーチバーナーを見つけてみてくださいね。

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