スマートBBQってどんなBBQ?

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BBQ暮らし 更新日: 2021年6月28日

スマートBBQってどんなBBQ?

スマートBBQという言葉を聞いたことはありますか？

聞いたことがないという方の方が多いのではないでしょうか？

ここでは、日本バーベキュー協会というバーベキューのプロ集団が作り出した新しいコンセプトの「スマートバーベキュー」の紹介をしたいと思います。

スマートバーベキューとは、日本の“野外でする焼き肉会”というイメージから切り離し、新しいバーベキューのイメージを作り出すために作り出した言葉だそうです。

なんでも日本はバーベキュー鎖国状態らしく、本当のバーベキューの楽しみ方を知らないまま今まで来てしまっているようです。それを変えるべく、日本バーベキュー協会はBBQを手軽で美味しく楽しむための「スマートバーベキュー」を提唱しています。

スマート（smart）とはいわゆる“賢い”という意味で今後の日本でバーベキュー文化が社会に広く活用できるようにバーベキューもより賢くスマートにしようというもので、自分（ホスト）も相手（ゲスト）も環境（地球）にも優しいトリプルwinの関係が築ける理想的なバーベキュースタイルのことです。

このスマートバーベキューを実現するために日本バーベキュー協会ではごみを持ち込まない工夫や、調理を簡単かつ安全に行うための「バーベキューの三種の神器」、食材を焦がさないための「スリーゾーンファイヤ」など、ちょっとした工夫でバーベキューをより手軽により身近にバーベキューを捉えてもらうための活動をしています。

ごみを持ち込まない工夫

スマートバーベキューではみんなでわいわい調理するのではなく調理を担当するホストがゲストを招待するというスタイルを推奨しているので、当日にパックのお肉を買って集合ということではなく、ホストが家で仕込みと準備して当日披露となります。そうすることでベタベタのプラスチックパックとラップを現地に持ち込まずに済みます。

バーベキューの三種の神器

チムニースターター…炭を確実に迅速に着火してくれる装置。熾った火を安定供給することができる。
火消し壺…使い終わった炭を安全に消化する道具。酸素をシャットアウトできるので超安全かつ確実に消火することができる。
水鉄砲…火力が強くなりすぎた時、お肉の脂が落ちて引火してしまったときにピンポイントで消火することができる。

スリーゾーンファイヤ

炭の厚さを3段階用意することで、弱火、中火、強火の3つの火力を用意するテクニック。食材ごとに適した火力で火を通すことができ、焦がさず中まで火が通せる。

このほかにもスマートにバーベキューをする知識をつけるためのバーベキュー検定というものがあり、興味のある方は受験してみるとスキルやアイデアを吸収することができますよ。

スマートバーベキューを楽しもう

いかがですか？筆者も以前は、バーベキューは外での焼き肉会というような認識でした。しかし、ゲストとして参加した経験もあり、いろいろ知り、調べるとこんなにおしゃれで美味しくて簡単でかっこいいバーベキューがあるんだ！と思いました。これからもっとたくさんの人がスマートバーベキューを楽しんでくれるようになるのを望んでいます。