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BBQ暮らし   更新日: 2021年7月16日

世界一わかりやすいダッチオーブンのシーズニング方法

焼く、蒸す、煮込む、揚げる…等、マルチに活躍するダッチオーブン。キャンプやアウトドアブームに乗っかって、思い切って購入してみた!という方も多いのではないでしょうか。

基本的に鋳鉄製のダッチオーブンは使い始める前に「シーズニング」という工程が必要です。シーズニングを行わないと、食材にサビがついたり鉄臭さが移ってしまったり…という事態に。

メンテナンスを正しく行い、おそとご飯を美味しく楽しみましょう!

【シーズニングとは】

購入時は「さび止めワックス」が塗られているため、ワックスを落として表面に油を染み込ませてコーティングするのがシーズニングです。いわゆる使用前の慣らし作業。これを行うことでにおいや焦げがつきにくくなります。

そして、使用後もシーズニングを行い、繰り返し使っていくとこっくりとした黒色になっていきます。これを「ブラックポット」と呼び、使い込むほど味のあるダッチオーブンになるのです。

【準備するもの】

・中性洗剤

・亀の子たわし(金属たわしはNG)

・植物油(オリーブオイルがおすすめ)

・キッチンペーパー

・ミトン(耐熱グローブ)

・野菜くず

【工程①ワックスを取る】

まずはサビ止めワックスを取る作業です。

亀の子たわしと中性洗剤を使ってゴシゴシと洗って落とします。蓋や鍋の外側も同様に行います。

【工程②乾燥】

ダッチオーブンを弱火で15~20分焼き、完全に乾燥させます。

【工程③油を塗る】

出展:https://11joho.biz/200/260/

熱いので注意しながら、キッチンペーパーを使ってオリーブオイルを塗っていきます。全体の隅々まで、外側、蓋も忘れずに行います

【工程④焼き付け】

油が塗れたら中強火で熱します。煙が出てきたら弱火にし、煙が出なくなるまでしっかり焼き付けます。

(煙がたくさん出てくるので、屋外もしくは十分に換気できる環境で行いましょう。)

煙が出なくなったら、「油を塗って焼き付け」の作業をできれば3~4回繰り返します。

【工程⑤野菜くずを炒める】

いよいよ仕上げです!野菜の皮やヘタ、芯などの野菜くずを火にかけて炒めます。これにより、食材に鉄の臭いが移るのを防ぐことができます。

【工程⑥仕上げ】

熱が冷めたら野菜くずを取り出し、再度オリーブオイルを薄く塗って完全に冷ましたらシーズニング完了です!!

【お手入れ方法】

シーズニング終了後、ダッチオーブンを料理で使った後は洗剤などを使うのはNGです。

せっかく染みこませた油が取れてしまい、サビの原因になります。

使用後はキッチンペーパーで汚れを拭き取り、たっぷりのお湯を沸かして汚れを浮かせます。(熱々の鍋に水を入れると割れる原因になるので注意です)焦げなどがあれば亀の子たわしか、木製のヘラなどで取りましょう。

その後は水分を拭いてから火にかけ、十分乾燥させてから油を塗ります。冷めたら新聞紙などを敷いて保管します。

いかがでしたでしょうか。最初は面倒と思われるかもしれませんが、シーズニングさえ完了すれば、あとは使い込むほど馴染んできますので、アウトドアでの料理がより楽しく充実したものになっていきますよ。

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