外ごはんレシピシリーズ：今更だけど飯盒でご飯を炊いて食べよう

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BBQ暮らし 更新日: 2021年8月19日

外ごはんレシピシリーズ：今更だけど飯盒でご飯を炊いて食べよう

私が子供のころやったキャンプは決まって飯盒で炊いたご飯とカレーでした。最近ではBBQが主流になってきてなかなか飯盒でご飯を炊くことが減ってきているように思います。しかし、日本のお米は美味しい！！飯盒で炊いたご飯はさらに美味しい！！！！というわけで、今更だけど、今更と言わず、飯盒でご飯を炊いて食べてみましょう。

ご飯の炊き方

飯盒炊爨の魅力は何といっても、野外で美味しいご飯が炊けること。ふっくら美味しく炊ける秘訣は飯盒の構造にありますよ。飯盒には中蓋と外蓋が付いています。この中蓋と外蓋の二重構造によって飯盒の中にうまく圧力がかかるため、ご飯がふっくらと美味しく炊けるのです。火加減が難しいですが、目を離さずにしっかり手順を守ればふっくらと美味しいご飯を炊くことができます。

ご飯を炊く手順

1. お米を計量する

飯盒の蓋を使って軽量することができます。一般的に、内側のすりきりで2合、外蓋のすりきりで3合を計ることができます。

2. 浸水させる

軽量したお米を飯盒に入れて研ぎます。飯盒の内側に2合4合と順にメモリが付いているので、この線を目安に水を加えます。そのまま浸水させます。この工程は必須です！！サボると芯が残った炊きあがりになり、ふっくらご飯にはなりません。夏場は30分、冬場は1時間くらいしっかり浸水させましょう。全体的にお米が白っぽくなったら浸水完了の合図です。

3. 弱火にかける

飯盒に火をかけます。最初は弱火～中火にして沸騰するまで待ちます。

4. 吹きこぼれたら強火にする

沸騰して、蓋から吹きこぼれたら強火にします。吹きこぼれの勢いで蓋が開いてしまう場合があるので蓋の上に重石を置きしっかりと抑えましょう。

5. 再び弱火に

吹きこぼれる量が少なくなり落ち着いたら再び弱火に戻します。飯盒の中の水分が減り、蒸気も弱くなってきます。ほのかにご飯の焦げる匂いがしてきたら炊きあがりの合図です。

6. 火から下ろして蒸らす

炊きあがったら火から下ろし、蓋が開かないように注意しながら飯盒をひっくり返します。10分から20分程度、中の蒸気でお米を蒸らしふっくらご飯に仕上げます。完成！！

火加減が最も難しいと思うので、最初はコンロでやってみるといいかもしれません。何度かやってコツをつかんだら、炭火でチャレンジしてみてください。炭火でやる場合の火加減の目安は次の通りです。強火は飯盒の側面に炎が上がってくる程度、中火は飯盒の底に炎が触れる程度、弱火は飯盒の底に炎が届かない程度、と覚えてくださいね。炭の火を安定させるのも初心者には非常に困難ですが、そこを乗り越えて炊き上げたお米は格別です！