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BBQ暮らし   更新日: 2022年5月23日

BBQの下準備テクニックをご紹介

いきなりですが、アウトドア料理を楽しむには段取りと下準備が命!!だと思っています。

現地で全て調理をするのはとても大変です。のんびりしたくて行ったのに、準備や焼くのに忙しくてバタバタして終わった…ということにならないために、しっかり準備をして行くことが大切。

 

ここでは、下準備の大切さやテクニックなどをご紹介していきたいと思います。

【下準備の重要性】

なぜ下準備が大切なのか、まとめていきます。

 

1.食事までの時間が短縮できる

バーベキューもキャンプも、外で食べるご飯というのは特別美味しく感じるものです。ですが、自宅のように調理器具が揃っているわけでもなく、包丁やまな板も小さかったり、生肉を触ってすぐに手が洗える環境ではなかったり、不便なことが多いのも事実。

そして、火起こしに時間がかかったり、途中で子どもの相手をしなければならなかったり、いきなり雨が降ってきたり!!不測の事態が起きることもアウトドアあるあるだと思います。

下準備をしていけば、着いて食事にありつけるまでの時間がぐっと短縮できますよ。

 

2.アウトドアを満喫できる

 食材の準備が短縮できる分、食事の時間がたっぷり確保できますよね。食事をしながら会話を楽しんだり、非日常の大自然の空気をゆっくり感じたり、子どもとの時間を作ったり、普段家ではできないような特別な時間を過ごすことができます。

3.食材ロスやゴミが減る

買った食材をそのまま持っていくと、どうしても食材が余ってしまったり、野菜クズなどの生ゴミも出てしまったりするので、保存や持ち帰りに困ることがあります。使う分だけ使う形で準備していくことで、片付けもスムーズに行うことができますよ。

では、実際にどのように下準備をしていけばいいのか、具体的にご紹介していきます。

【BBQなど日帰りのデイキャンプの場合】

1. お肉・魚介類

 ステーキ肉であれば特に準備は必要ありませんが、串焼きの場合は串打ちしていくとスムーズです。

もしくは、鶏肉をタレに漬け込んでジップ付きの袋に入れて持参するのもおすすめ。タンドリーチキンやジャークチキン、ハニーマスタード、照り焼きなど、色々な味付けでバリエーションも広がります。

一口大に切っていってもいいですし、一枚そのまま漬け込んで、焼いてからハサミなどで切ってもいいでしょう。

魚介類は、エビの殻を剥いて背わたを取ったり、イカはさばいておいたりするといいですね。

日帰りBBQの場合、着いてすぐに調理するのであればお肉は冷凍しなくてOKです。真夏の移動など、衛生面で不安があれば、数日前に一度冷凍し、前夜に冷蔵庫に移して半解凍で持参するのがおすすめです。

 

2.野菜類

焼き野菜でればお肉同様に串打ちしていきます。

焼きそばや焼き飯などで使う野菜はカットしてジップ付きの袋にまとめておくといいでしょう。もちろんカット野菜を購入しておいてもOK。

また、焼き物ばかりでは焼きあがるまでの時間が手持ち無沙汰になったり、同じ味ばかりで飽きてしまったりするので、ぱっと食べられる副菜を仕込んでおくと重宝します。

例えばジップつきの袋にきゅうりの漬物などを漬けていったりすると、箸休めになりますし、子どもは焼き野菜よりも食いつきがよかったりします。

少し前に流行したジャーサラダなどもおすすめ。

瓶に野菜を詰めていき、現地でドレッシングを入れて瓶を上下に返しながら混ぜれば完成。生野菜があると意外と喜ばれますよ。

【連泊キャンプの場合】

1.お肉・魚介類

 連泊の場合、2日目以降は串焼きの場合も下味を漬け込む場合も、お肉は冷凍していくと安心です。2日目になると保冷剤も溶け始めるため、お肉自体が保冷剤代わりにもなります。解凍状態によって、クーラーボックスから出すタイミングを図りましょう。

また、1日目に焼き物をしたのであれば2日目は煮込み料理もおすすめです。鶏手羽肉やスペアリブなどであれば解凍できなくても煮込んでいけばいいですし、ミートボールやハンバーグを作って冷凍しておき、現地でデミグラスソースやトマトソースで煮込みにしてもいいです。(もちろん市販のハンバーグでもOK)

加熱調理済みのものを冷凍しておけば衛生面は心配なし。3泊など長いキャンプになるときもおすすめです。

 

 

2. 野菜類

2日目以降は時間にも余裕があるので、野菜は使う分だけ持っていき、現地でカットします。

ピクルスなどを瓶に漬けていくと2日目以降でも美味しく食べられ、煮込み料理でも焼きものでも合うのでおすすめですよ。

そして、このように下準備した食材を使う料理別に袋に分けておくと、クーラーボックスの中も散らかりにくく、ぱっと取り出して使えるので現地でスムーズに調理ができます。

食材の下準備は手間がかかりますが、慣れてしまえば簡単なこと。現地でスムーズに調理し、アウトドアの時間を楽しむには欠かせない作業です。外でゆっくり料理の準備をしたいという方は全て準備していく必要はありません。下ごしらえしていくもの、しなくてもいいものなどを考えながら準備をするのも楽しい時間です。 スケジュールや気温などに合わせて考えてみてくださいね。

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