手作り虫よけスプレーを作ろう

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BBQ暮らし 更新日: 2021年5月31日

手作り虫よけスプレーを作ろう

夏のキャンプやBBQなどのアウトドアシーンで気になるのが”虫刺され”。虫よけ対策、といえば”虫よけスプレー”はマストアイテムですよね。

しかし市販品の主成分は化学物質がほとんど。むせたり、嫌な臭いがしたり、肌が荒れてしまったり…なんて経験はありませんか？特に小さな子どもや赤ちゃんには使うのをためらいがち。実はこの虫よけスプレー、材料たったの３つで簡単に手作りできてしまうんです！

今回は、誰でも安心して使うことのできる、自然由来のやさしい虫よけスプレーの作り方を紹介します。

ハッカ油を使って虫よけスプレーを作ってみよう！

虫よけスプレーを作るにあたって必要な材料はとてもシンプル。

①アルコール　②水　③精油　たったの３つ、これだけ！材料はどれも薬局などで簡単に手に入れることができます。

今回は代表的な、無水エタノール、精製水、ハッカ油を使った虫よけスプレーの作り方を紹介します。ハッカ油は主成分がメントールで、スーッとした清涼感のある香りが特徴。この香りこそが虫よけに最も効果的な、虫が嫌う匂いなんです。天然成分のみなのでわたしたちの身体にはもちろん無害、肌にも安心です。

＜用意する材料＞

・無水エタノール　５ml

・精製水　　　　　45ml

・ハッカ油　　　　10滴前後

・スプレーボトル　アルコール対応のもの(ポリスチレン製以外)

作り方はとっても簡単！

＜作り方＞

無水エタノール、精油をボトルに入れ振りながら混ぜ合わせる
最後に精製水を加え、もう一度全体をよく混ぜ合わせたら完成

たったこれだけです。肌の弱い方や、小さな子どもや赤ちゃんに刺激が強い場合は、精油の量を少し減らしましょう。材料３つをボトルに入れて混ぜるだけ、こんなに簡単ならお出かけ前に自宅でサッと作れちゃいますよね。また、使い切りに適した量なのでかさばらず持ち歩けて便利です。

＜使用する際の注意点＞

時間が経つと成分が分離しやすい為、使用する際は必ずよく振ってからスプレーをしましょう。精油は揮発性が高く香りが飛びやすいので、こまめにスプレーしなおすと良いです。小さいお子様に使用する場合は、肌トラブル防止のため肌に直接付けるのではなく、服や帽子の上から吹きかけるようにしてください。また、天然素材のみで作られているため一度作ったスプレーは早めに使いきるようにしましょう(1週間程度が目安)。

ハッカ油以外でおすすめの精油

この手作りスプレーの虫よけ効果で大事なのは「香り」です。ハッカ油以外にも虫が嫌う匂いは沢山あります。虫よけ効果が高く、わたしたちにとってはいい香りなのがいちばんですよね。なかでもおすすめなのは、

・ゼラニウム

・レモングラス

・シトロネラ

の3種。ゼラニウムはバラのような甘い香りが特徴で、レモングラスやシトロネラは柑橘の爽やかな香りが特徴。ハッカ油と比べると少々値段は高いですが、ご自身の好みの香りに合わせて作ってみるのはいかがでしょうか？

材料を一度揃えてしまえば、使う分だけ少量ずつ何度も作ることができるので、結果的に市販品よりもコスパはとても良いということになります。何より子どもから大人まで安心して使えるところが手作り虫よけスプレーの最大のメリットですね。虫刺されを気にせず楽しめる快適なアウトドア時間が過ごせるよう、ぜひ手作り虫よけスプレーにチャレンジしてみてくださいね。