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BBQ暮らし   更新日: 2021年8月30日

BBQグリルの火加減を調整するには?
炭のレイアウトを研究しよう!

引用:Bence Balla-SchottnerによるPixabayからの画像

バーベキューをする際になくてはならない炭火調理。

炭火調理は肉も野菜もおいしくなる一方、火加減がうまく調節できずに焦げてしまったなんて失敗をした人も多いのでしょうか?

今回は火加減の調節をすることができる炭のレイアウトをご紹介します。

ゾーン別火起こしの方法

炭火調理において火加減をするには、ゾーンを分けて火起こしをすることが大切になります。全ての炭の火力を同じにするのではなく、強火、中火、弱火の3つのゾーンを作ることで120℃から200℃までの火加減が可能です。各ゾーンはバーベキューグリルを三等分した一角に作っていきます。

強火ゾーンは炭を数段重ねて、上部は平らになるようにしておきます。皆さんがよく火起こしをするように空気の道を作っておきます。

 

中火ゾーンは炭は1段にしておきます。こちらも平らに並べておきます。

 

弱火のゾーンは炭は置きません。油などがバーベキューグリルが滴る可能性を考えて、耐熱性のアルミホイルなどを引いておくと掃除が楽になります。

炭のレイアウト

炭火はレイアウトに置いてどのように火力が食材に伝わるかが変化します。

①ワンゾーン・ファイア

ゾーンを分けずにグリル一面に炭を入れる同じ火力にしたい際のレイアウト。

一気に火を通したい、火力がマンパワーで必要な鉄板を使用したい際におすすめです。

②ツーゾーン・ファイア

ゾーンを炭を入れる、入れないの2つに分けるレイアウト。

炭の高さで火力を大まかに調整することが可能で、炭を入れていないゾーンは保温機能があるので、ウォーマーとして使うことができます。少し小さめのグリルを使用する際におすすめです。

③スリーゾーン・ファイア

ゾーンを三等分にし、炭を多く入れる場所、少なめの場所、入れない場所を作るレイアウト。先ほど説明したレイアウトです。

火力調節の基本のレイアウトで初心者におすすめです。120℃から200℃までの火加減が可能になります。

④スプリットツーゾーン・ファイア

真ん中を空けて両端に炭を入れるレイアウト。

炭の入っていない部分に食材を置くと、間接的に赤外線を利用してゆっくりと焼き上がります。じっくり調理したい場合におすすめです。

⑤サークル・ファイア

真ん中を空けて、ぐるっと囲むように円状に炭を入れるレイアウト。

先端が焦げにくく、満遍なく火が通るので、串焼きなどをする際におすすめです。

⑥マウンテン・ファイア

真ん中にこんもりと山のように炭を入れるレイアウト。

火力が全体的に保たれるので、串に刺したマシュマロやチーズを焼く際におすすめです。

火力が落ちないようにするには?

炭は白くなってきたら火が消えてきている状態です。

炭の片側が白くなってきていたり、全体的に白い部分が多くなってきたら、新しい炭を追加しましょう。全体が真っ白になってから炭を足しても、もう一度火起こしをすることになるので、こまめに炭は追加しましょう。

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BBQグリルの火加減を調整するには
炭のレイアウトが大切!

今回は炭火調理での基本の火力調整から、様々なレイアウトまでみてきました。

ぜひ、細やかな火力調整で一段階進化したおいしいバーベキューを楽しんでください!

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